沖縄の貧困問題はとても複雑で一瞬で解決するようなことではないと思っています。
沖縄復帰から50年を過ぎた今でも貧困問題は解決するどころか、悪化していくように思えます。
これまでに様々な政策を行ってきたが給付金などの政策で、一時しのぎにしかならないことが多く、本質的な解決には至っていない。
どうすれば解決するのだろう・・・
考え抜いた結果、私が出した答えは「教育」です。
大事なことなのでもう一度言います。
貧困からの脱出のカギは子供の「教育」であると考えます。
その理由として
・教育を受けることで生涯付き合っていくお金の知識が身につく。
・教育を受けることで様々な問題発見力や問題解決力が身につく。
・教育を受けることで有力な企業に就職するチャンスが増える。
・教育を受けることで起業をする力を身につける。
教育にもいろいろありますが
「お金に関する知識」
「問題発見力」
「問題解決力」
があれば多くのことが解決できると思います。
そして、その学び方が非常に重要です!
わたしの考える学び方は
エデュテインメント
※エデュテインメント
「エデュケーション(教育)」と「エンターテイメント(遊び)」を組み合わせた造語で、遊びを通して学びを得ること。
私の過去の話になりますが、お金の知識もいし何か目標や考えがあるわけでもなく、今をどうすれば生活ができるかという考えが頭のほとんどを占めていて、自身で勉強しお金の知識や問題可決するためにはどうすればいいか?そもそも何が問題かすらも気づいていませんでした。
幼いころ貧困家庭で育ったので、お金に関する教育を受ける機会もなかったので、お金の知識は皆無の状態で社会に放り出されました!
大人になっても1円でも給料のいい会社に働くことばかり考えていて、どうすればよりよい未来が迎えられるかを考えたことはありませんでした。
実際に私は30歳を超えてもお金の知識がなく、今を何となく生きて教育の大事さも知らず、子供にも特に特別な教育をしてきませんでした。
そして技術や知識や学歴もないままに低賃金の会社でサービス残業込みで働き、生活がかつかつで好きなこともできず毎日イライラしていました。
お金に余裕がないと心にゆとりを持てないことを私は経験して知っています。
現状の沖縄にはそういった家庭が多く、心にゆとりがなく、
「外ではいいつら、家庭では妻や子供に当たり散らす」
いわゆる内弁慶の方がいる家庭が多くあると思います。
公共の調査では沖縄では全体の約3割が貧困家庭といわれています。
実際にはもう少し多くの貧困家庭があると推測できますが、最低でも約3割の家庭では心にゆとりのない生活をして、子供や母親が辛い思いをしている家庭があるとおもいます。
実際に私の周りでもそういった話を多く聞きます。
私は今までの経験と周りの貧困環境の方の話を多くの人から聞くことで、これが問題であると認識し、行政や他人任せでは解決できないと考え、行動を起こしました。
給付金などの即効性はないものの長期的に見れば「教育」を家計の負担を掛けずに受けることができ、皆の考え方が変われば現状を変えられる。
私はそう考えています。
「お金に関する知識」と「問題発見力」と「問題解決力」を「ゲームを通して身につく知識(エデュテインメント)」で多くの人が学び知識を付けることができれば今とは違う未来を歩むことができると信じています。
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